寒さも一段と増し、今年もあとわずかになりましたね。

検定試検も徐々に応募をいただいています。

今日は、「葬送儀礼マナー検定」資格の活用法についてお伝えしたいと思います。

通夜、葬儀・告別式の現場では、喪主・ご遺族・ご親戚、ご参列の皆様からさまざまなご質問があります。
また、その後の法要、お盆、年末年始、さらに仏壇やお墓についてのご質問をいただくこともあるでしょう。

例えば、
「同居する義姉が亡くなった。自分は喪中?喪中ではない?」
「葬儀が終わった後で訃報を知った。どうしたら良い?」
「遺族と話をするときに、注意しなければいけないことは?」

と聞かれたときどのように答えたら良いでしょうか?

これまでセレモニースタッフは、通夜、葬儀・告別式の式典のみ注力していれば良いという風潮がありました。
しかし近年はセレモニースタッフは、通夜、葬儀・告別式の案内や進行のサポートだけではなく、お困り事に対して適切なアドバイスできる技量が求められています。
なぜなら、臨終から葬儀、法要、納骨等、一連の葬送儀礼を俯瞰してみることで、より密度の濃いサービス・ホスピタリティをお客様に提供できるようになるからです。

そして何より、セレモニースタッフの皆様が、自信と誇りをもって仕事に従事されることで、お客様との信頼関係ができ、「素晴らしい葬儀だった」と好印象を持っていただくことができるでしょう。

スタッフの皆様のふるまいが、その式典の成否を分けると言っても過言ではないと思います。

この「葬送儀礼マナー検定」は、式典において重要な位置を占めているセレモニースタッフの皆様にとって格好の学びの場であるとともに成長の機会となりますので、ぜひとも受検してていただき、合格後もテキストをどんどん活用していただきたいと思っています。

この検定がセレモニースタッフのみなさんのマインドアップにつながり、仕事への取組みにプラスに作用することを願っています。