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今年はピーク時をはずして5日にお参り
増上寺といえば、年末の除夜の鐘から多くの参拝客で賑わうことで知られています。
本堂が大きいので並ぶ時間は比較的少ない方だと思うのですが、そうはいっても混雑は避けたいので、今年は1月5日の午後4時ごろ参拝してきました。
地域柄かやはり、観光がてら立ち寄る外国の方の割合が多い気がしました。賑わいのピークを過ぎているのでスムーズに移動ができました。
増上寺へのアクセス
JR線 浜松町駅から徒歩10分
地下鉄線 大門駅 芝公園駅から徒歩3~5分
各駅から東京タワーへの行く途中にあります。
箱根駅伝のコースになっている日比谷通り沿いにあります。
増上寺とは
浄土宗の七大本山のひとつで、1393年に酉誉聖聰上人によって創建されました。
当初は現在の千代田区である武蔵国豊島郡にありましたが、現在の芝地区には1598年に移転しています。
徳川将軍家と深いつながりがあるお寺としても有名です。
徳川家康が江戸城に入場する途中で増上寺の前を通った際に、当時の住職と会話を交わしたことから始まり、自身の葬儀は増上寺で行うよう遺言を残したと言われるほど厚い信仰がありました。
また、6人の歴代徳川将軍の墓所もあり、現在、「徳川将軍家墓所」拝観を実施しています。
入り口の山門は三解脱門といいます
東京都内有数の古い建造物であり東日本最大級を誇るこの門は、正式名称を三解脱門といいます。元和8(1622)年、徳川幕府の助成により幕府大工頭・中井正清とその配下により建立。再建されました。増上寺が江戸の初期に大造営された当時の面影を残す唯一の建造物で、国の重要文化財に指定されています。 三解脱門とは三つの煩悩「むさぼり、いかり、おろかさ」を解脱する門のことです。上層部(楼上)には、釈迦三尊像と十六羅漢像が安置されています。
どんなご利益があるのか?
港区という都会の真ん中にあるのですが、名刹独特の空気を感じます。徳川家康は言わずと知れた、天下統一を果たした天下人です。この偉業の一端も増上寺のご本尊ありきとも言われており、
増上寺おすすめのポイント
徳川家ゆかりのお寺ということで、ビジネス祈願に最適ではないでしょうか?
「徳川将軍家墓所」や「増上寺特別展示室」も必見で、見どころ満載です。
そして何といっても、増上寺のまわりにも多くの観光スポットがあります。
アクセスも便利ですし、ざっと挙げただけでも「東京タワー」、「芝公園」、「芝大神宮」、「愛宕神社」、「虎ノ門ヒルズ」、「六本木ヒルズ」、「日の出桟橋」、「浜離宮」など、いくつかの観光スポットを巡ることができます。
なんといっても、増上寺越しに見える東京タワーは都内屈指の映えポイントではないでしょうか?
大規模葬では光摂殿(こうしょうでん)、慈雲閣(じうんかく)
増上寺の敷地内には、社葬や団体葬など中~大規模葬向けの式場があります。慈雲閣(じうんかく)は500名程度まで、光摂殿(こうしょうでん)は1000名程度までの参列者に対応できます。
大規模葬を得意としている会社であれば、おなじみの会場ですね。
さらに規模が大きくなるようでしたら大殿(本堂)で行うこともできます。
次回は毎月14日に行われる写経会をリポートしたいと思います。(岩田)
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