コロナの非常事態宣言中の新橋駅周辺は以前の非常事態宣言とは違い、多くの人が行きかっているのが気になるところではありますが、密を避けながら新橋にある烏森神社に参拝してきました。
SL広場からすぐの場所にあり、新橋のサラリーマンにもなじみが深い神社で、コンクリートの拝殿がまわりとうまく調和しています。
また、最近ではカラフルな御朱印が評判にもなっていて、遠方からの参拝者もいらっしゃるそうです。
さらに、芸能の神と崇められている天鈿女命をお祀りしている神社としても有名なので
芸能人の方も参拝されているのではないでしょうか。
烏森神社の祭神
- 倉稲魂命<ウガノミタマノミコト>
- 天鈿女命<アメノウヅメノミコト>
- 瓊々杵尊<ニニギノミコト>
烏森神社のご利益
- 必勝祈願成就
- 商売繁盛
- 技芸上達(芸能の神と崇められている、天希少な天鈿女命をお祀りしている)
- 家内安全 など
神社の創(HPより)
平安時代の天慶3年(940年)に、東国で平将門が乱を起こした時、むかで退治で有名な鎮守将軍藤原秀郷(俵藤太)が、武州のある稲荷に戦勝を祈願したところ、白狐がやってきて白羽の矢を与えた。その矢を持ってすみやかに東夷を鎮めることができたので、秀郷はお礼に一社を勧請しようとしたところ、夢に白狐が現れて、神鳥の群がる所が霊地だと告げた。そこで桜田村の森まできたところ、夢想のごとく烏が群がっていたので、そこに社頭を造営した。それが、烏森稲荷の起こりである。
神社の隆昌(HPより)
明暦の大火(世界三大大火の一つに数えられる俗名 振袖火事)が起こった際、江戸市中は焼け野原となり、もちろん当社の周辺も大方焼けてしまった。ところが烏森稲荷社だけは不思議にも類焼を免れたのである。これは神威の致すところと考えられ、以降当社に対する信仰は日に日に厚くなっていった。
また、椙森神社(日本橋)柳森神社(神田)と併せ「江戸三森」として古くから崇敬されている。明治6年にはこれまでの烏森稲荷社の社名を烏森神社と改め、新橋烏森の守り神として多くの人々の信仰を得ている。昭和46年には御社殿を造営し現在に至っている。
御朱印
平日のお昼時でしたが、参拝の人も多くいらっしゃいました。
御守り、お札、御朱印など授与品の受付は午前9時?午後4時までとなります。
御朱印のお代(初穂料)は500円です。
コロナの影響で、当面の間は書き置きの一枚和紙でのお授けとなるそうです。
赤・黄・青・緑の4色の巴紋と烏をあしらった社紋からなる、通常の御朱印をいただきましたが、無病息災の御守りと長寿梅茶を合わせていただきました。
「心願色みくじ」で大願成就?
また、烏森神社ならではの、色で叶える願掛けおみくじとして、「心願色みくじ」があります。
心願色みくじを引く前に、お願いしたい事柄に合わせた色を決めてからくじを引きます。
そして、願い札に同じ色のペンでお願い事を書いて、色みくじ結び処にある同じ色の紐に願いを込めながら結びます。
今回は時間の都合でできませんでしたが、次は「色みくじ」に願い事を書いてみたいと思います。
みなさんも、新橋近辺に行かれた際には参拝されてみてはいかがでしょうか?(岩田)
<アクセス>
〒105-0004
東京都港区新橋2-15-5
電話:03-3591-7865
最寄り駅:
JR新橋駅 西口・日比谷口より徒歩2分/烏森口より徒歩3分
地下鉄(銀座線・都営浅草線)新橋駅 徒歩2~3分
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