岐阜県にある千代保稲荷神社(おちょぼいなり)
岐阜県にある千代保稲荷神社(おちょぼいなり)

岐阜県や近隣の愛知県では正式名称でなく、親しみを込めて「おちょぼさん」と呼ばれ、年間約200万人の参拝客で賑わいます。

神社縁起

平安時代、八幡太郎源義家の六男、義隆が分家する際、森の姓を受けた際に先祖の霊璽、宝剣、義家の肖像などを「千代代々に保っていけ」と賜りました。

その後、約550年前の文明年間に、義隆の子孫 森八海(もりはちかい)がこの里を開墾し、義家から伝わる霊璽を祀ったのが神社としての始まりと言われています。

いにしえの「千代代々に保っていけ」の言葉が社名となり、「おちょぼさん」の愛称で今日に至ります。

ご祭神は大祖大神(おおみおやのおおかみ)、稲荷大神(いなりおおかみ)、祖神(みおやのかみ)です。

岐阜県にある千代保稲荷神社(おちょぼいなり)

人気の理由

古伝により、御札や御守の授与は行っていません。また朱印帳の記帳も受付しておりません。さらに納札所などもありませんが、「商売繁盛の神様」として古くから多くの商売人が商売繁盛を願って参拝します。
特に毎月末に行われる「月越参り」が有名で、参道には120軒ほどの店舗が軒を連ねる商店街があり縁日のような賑わいを見せます。
サラリーマン、自営業者を問わず、何らかのビジネスに携わっている人が日々多く訪れます。

参拝方法

通常の神社参拝のルーティーンの他に、拝殿の手前でお供えする油揚げとろうそくを購入します。(油揚げとろうそくのセットで50円)
ろうそくは献灯所に献灯し、油揚げは拝殿でお供えして参拝します。
油揚げは稲荷大神の使いであるキツネへのお供え物とのことです。
重軽石もありますので、自分の願い事が叶うかどうかを占ってみてはいかがでしょうか。

岐阜県にある千代保稲荷神社(おちょぼいなり)

千代保稲荷神社へのアクセス

〒503-0312 岐阜県海津市平田町三郷1980
TEL 0584-66-2613

岐阜県にある千代保稲荷神社(おちょぼいなり)

—————
葬祭・お墓・法要等のマナーをもっと詳しく知りたい人は、葬送儀礼マナー検定の受検をお勧めします。24時間いつでも自宅のパソコン等でWEB受検可能です。