コロナ感染者となった知人の話

東京都で感染拡大が続くコロナですが、隣接する隣接する地域にも影響を及ぼし始めて、高止まりを維持している状況が続いています。
首都圏では前回の非常事態宣言の緊張感とはほど遠く、街にはかなりの人が出ています。

自身の周りで感染者や濃厚接触者が出ると、危機を感じますが、あまりピンときていない人も多いのではないでしょうか。

知人に新型コロナウイルス感染者が!

コロナ感染者となった知人の話

昨年末に私の知人が家族間で感染しました。
本人夫婦と祖父が陽性となり、子供は陰性でしたが、濃厚接触者として自宅から外出できない状況になりました。
本人夫婦は50代で祖父は80代でした。
隔離方法などは各地域によって差があり、該当県は50代以上は入院で、それ以下はホテルを利用して隔離とのことでした。

よく見聞きする話として、個室でストレスがたまり、病院やホテルを抜け出してコンビニなどに行ってしまうということのですが、夫婦で感染の場合は二人部屋を割り当てられているので、孤独ストレスは軽減されていたとのことです。

本人夫婦はともに軽症で風邪の症状もなかったようですが、祖父は入院当初は元気で家族によく電話をしていたようですが、次第に重症化していきました。
今では心まで病んでしまい、気力も失せて、食事にも介護が必要なまでになってしまいました。年齢の割に元気だった祖父の変わりようにコロナの恐ろしさがあります。

比較的若い人でも、倦怠感が後遺症そして残ったり、ぜんそく症状が改善しなかったりという例も少なくありません。

身近に感染者が出なければ他人事?

私のように、身近な人がコロナに感染し、その体験から臨場感を持ちますが、やはり温度差があります。重篤化すると普通の感染症と全く違うことになるという認識の差が埋められない限り、都道府県が警戒宣言を出しても、思うような改善が認められないという事実があります。

コロナとどう向き合うかで感染リスクが変わります
コロナは身近に感じないほうがいいのですが、身近にならないと警戒感が薄れるというジレンマがあります。
他人事という感覚を捨てて、正しく恐れることが大切だと評論家や病院の先生方からよく言われていますが、
私は知人の感染で、コロナに対する考えが変わりました。
コロナとの向き合い方を改めて考えさせられました。(岩田)

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